天井に設置する業務用エアコンの特徴

業務用エアコンには天井カセット型や吊形、床置形など様々な種類があります。天井に業務用エアコンを設置するメリットは、見た目がスッキリとしている点、そして効率よく室温を管理できる点にあるでしょう。床置き型には設置が手軽という利点がありますが、床にある程度のスペースが必要であり、配管が見えるといったデメリットもあります。天井に設置する形であれば、目立ちにくく室内を広々と見せることが可能です。

カセット型は4方向に風が吹き出すため、ムラなく室温を管理することが可能です。平面的になりますので、インテリアを損なわないといった利点も持っています。釣り型は一方向にしか風が吹き出しませんが、その代わり遠くまで空調管理が可能です。細長いスペースを一台のエアコンで効率よく冷やしたい、といった場合に最適でしょう。

またカセット型とは違い、あまり大きな穴を開けなくても設置することができます。天井に設置するタイプの業務用エアコンは、お掃除機能やセンサー機能などを備えていることが多い傾向です。機能性の高さを重視している場合に、とくにおすすめだといえるでしょう。ただし天井が非常に高い場所には、あまり適していません。

5メートル以上の高さがある場合、風が十分に届かない可能性があります。どのような業務用エアコンが適しているかは、設置する部屋の広さなどによって異なってきます。機種選びに迷ったら、専門業者に現地調査をしてもらうと良いでしょう。